2025年9月15日、女子サッカー界のレジェンド**永里優季(ながさと・ゆうき)**さんが地元神奈川県厚木市で引退試合を行い、32年間のサッカー人生に幕を下ろしました。
世界を舞台に戦い続けた彼女の引退は、多くのファンにとって時代の節目を感じさせる出来事だったと思います。
そんな永里さんが、引退から約2ヶ月経った今、「有吉ゼミ」に出演!
“引退後の永里優季は今、何をしているのか?”
この記事では、永里さんのプロフィールや経歴、サッカー・結婚に対する思い、引退試合の様子、そして今後の活動について、掘り下げていきます。
永里優季プロフィール
- 名前:永里優季(ながさとゆうき)
- 生年月日: 1987年7月15日
- 出身地: 神奈川県厚木市
- ポジション: フォワード
- 身長/体重: 168cm 60kg
- 学歴: 厚木東高校→東海大学経済学部
永里優季の経歴
- 1993年: 兄・永里源気さんの影響でサッカーを始める。
- 2000年: 女子サッカーの名門・日テレ・メニーナでプレー。
- 2004年: メニーナからトップチーム・ベレーザへ昇格。日本女子代表「なでしこジャパン」に初選出。
- 2009年: 女子サッカーの本場・ヨーロッパへ渡る。
- 2010年: 1.FFCトゥルビネ・ポツダム(ドイツ)でプレー。リーグ優勝3回、UEFA女子チャンピオンズリーグ優勝。
- 2013年: チェルシー・レディース(イングランド)
- 2015年: VfLヴォルフスブルク(ドイツ)ドイツカップ優勝。
- 2018年: アメリカ・ヒューストン・ダッシュ/シカゴ・レッドスターズNWSL(全米女子サッカーリーグ)でプレー。
- 2020年9月: 「はやぶさイレブン」(神奈川県社会人リーグ)に期限付き移籍。女子選手として初めて、男子チームに本格参戦。
- 2021年: アメリカの「レーシング・ルイビルFC」でプレー。
- 2025年: 9月15日地元、神奈川県厚木市にて引退試合を開催。
家族・兄妹
- 兄:永里源気(ながさと げんき)長男
元日本代表・湘南ベルマーレなどで活躍したプロサッカー選手。 - 妹:永里亜紗乃(ながさと あさの)
元なでしこジャパン代表。日テレ・ベレーザ、INAC神戸などでプレー。
兄弟揃って日本代表は凄すぎます。また父親の永里正彦さんは長男の源気さんがサッカーを始めたのをきっかけにサッカー未経験の状態から育成年代の指導を始めたそうです。子供思いの素敵なお父さんですね。
サッカー・結婚に対する思い
永里さんは自身の公式noteで「#想像していなかった未来」という記事を公開しています。
その中で語られているのは、華やかなキャリアの裏にあった離婚・代表離脱・葛藤の物語です。
想像していた未来が崩れた瞬間。
永里さんは20代後半まで、思い描いた未来をすべて現実にしてきたと語ります。
サッカー選手としての成功、結婚、そして夢の海外挑戦。
しかし、その方程式が崩れたのが「離婚」でした。
「現役のうちに子どもを産んで、復帰して、またW杯に出て…」
そんな未来を想像していたけれど、離婚をきっかけに“未来を想像できなくなった”。
日本代表を離れる決断
リオ五輪予選敗退後、環境の変化の中で感じた違和感。
「何のために日本代表として戦うのか?」という問いに、永里さんは自らの意思で代表を去る決断をします。
「華やかに引退する自分を想像していた。でも現実は違った。」
アメリカで見つけた“新しい自分”
ヨーロッパからアメリカへ渡った永里さん。
ドライな人間関係、多様性のある価値観に触れ、
「真面目すぎる自分がいい意味で溶けていく」のを感じたそうです。
特に印象的なのがこの一文。
「サッカーを始めて25年、初めて“自分がサッカー選手らしい動きをしている”と実感できた。」
再婚と“想像を超える”挑戦
「自分を表現することを制御されたことで自信を失い、やる気を失いかけた。」
「それでも腐らずやり続けた時、神様は味方してくれた。」
私がこのnoteを読んで感じたのは、「強さ=迷わないこと」ではないということ。
永里さんは迷いながらも自分の心に正直に生き、その結果、また新しい挑戦に出会っている。
永里さんは、サッカー選手としての枠を超えて、
“自分の生き方”を通して多くの人に勇気を与えてくれています。私もその中の一人です。
未来を思い通りに描けなくなった時、
それでも前を向ける、挑戦し続ける、そんな強さを教えてくれるブログでした。
引退試合の様子
引退試合は、2025年9月15日(月・祝)に神奈川県で開催。
「なでしこジャパン時代の仲間」「国内外の旧友」「男子チームでのチームメイト」など、
永里さんを支えた多くの選手・関係者が集まりました。
試合後には、観客席から「ありがとう」「お疲れ様!」という声が飛び交い、
永里さんも笑顔でサポーターに手を振る姿が印象的でした。
最後のスピーチでは、
「サッカーを通して世界中の人と繋がれたことが何よりの財産」
「想像を超える未来を、これからも楽しみたい」
と語り、涙と笑顔に包まれた引退試合となりました。
永里優季の今後の活動は?
引退後の永里さんは、解説者・講演活動・メディア出演など、幅広い分野で活躍をスタート。
特に、教育やスポーツ哲学に関する発信にも力を入れています。
また、自身の経験をもとにしたメンタルトレーニングやキャリア支援のプロジェクトも進行中。
今後は「指導者として若い選手を育てたい」と語っており、
現役時代の挑戦を次世代に伝える役割を担っていくようです。

永里さんが今後どんな指導者として歩んでいくのか、1ファンとして本当に楽しみです。選手として積み重ねてきた経験が、次の世代にどんな形で受け継がれていくのか――これからの活躍にますます目が離せません。
まとめ
永里優季さんは、選手としても人としても常に“自分に正直に生きる”素敵な女性”でした。
離婚、日本代表離脱、海外挑戦、男子チームでのプレー、そして再婚――
そのすべてが「想像していなかった未来」を形作っています。
引退から約2ヶ月、今も彼女は“挑戦者”のまま。
サッカーだけでなく、人生そのものを通して“自分の可能性を信じる力”を体現しています。
「人生は簡単にいかないからこそ面白い」
永里優季さんのこの言葉通り、これからも彼女の未来はきっと“想像を超えて”いくでしょう。

最後までお読みになってくださりありがとうございました。

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